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タイプG菌糸ビン 加藤氏オオクワガタ作出レポート2016

超大型オオクワガタ作出レポート2016

超大型オオクワガタ作出レポート2016

超大型筑紫KS系統
2016年作出


国産オオクワガタ86.3mm!!


     

トップブリーダー加藤隆行氏寄稿

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トップブリーダー加藤氏寄稿

タイプG菌糸ビンによる
http://www.e-mushi.com/f/type-g.html

超大型オオクワガタ
作出レポート2016

加藤氏オオクワガタ作出レポート2016

加藤隆行氏


BE・KUWA 審査員

*美形コンテスト(記念回時)

*ホペイコンテスト(常時)

*ギネスコンテスト

KUWATAをはじめ各種雑誌への寄稿・紹介多数



今シーズンもタイプG菌糸ビンをモニターさせていただきました。

国産オオクワガタの飼育記録を報告します。

昨年予告したように、今期は筑紫KS系統でも、わりと遠くはなれたクロスラインを試してみようと思いましたので、友人に配っていた筑紫KSの中で、昨年大型で羽化した♂を交配親として貸してもらい、自宅の♀とペアリングしました。

使用の親♀ですが、昨年、早期羽化の♀個体がいい結果を残すことがあると書きましたが、どうも筑紫KSは初冬に温度を上げても蛹化しにくい、言い換えれば国産の本来の性質通り冬を感じさせないと順調に変態しないことが多いことから、1年かけて羽化した♀を通常通り1冬越させて使用しました。

飼育環境は例年と同じです。


菌糸ビンは以前に定期的交換を試してみましたが、特にメリットはなかったようなので、ビンの状態を確認しながらの適宜交換を行いました。

夏場26℃設定、徐々に温度を下げ1月末までに22℃、2月の一ヶ月間を18℃設定で管理し冬を感じさせ、3月から23℃まであげて5月蛹化、6月中~下旬羽化させています。

1年中室内を扇風機で空気攪拌していますが、機器の微振動が棚などに伝わらないように注意してください。


♂の成虫羽化の結果を表に示します。


初回の交換で体重がややばらつきましたが、2度目の交換でほぼ30g前後と全体的にいい結果になりました。

特に♂85×♀52のラインで大型が揃いました。

最大は86.3ミリで3年前の86.8ミリには少し及びませんでしたが、86.8ミリはやや細かった上に、羽化後すぐに死亡し子孫を残すことができなかったので、ライン的には今期のほうが自己記録ベストかもしれません。

♀の最大は56ミリでした。

これまでの結果から、やはりブリードには同じ大型血統の中で早くから分かれた、異なるラインをどこかのタイミングで掛け合わせるクロスラインが有効だと考えます。

(そのあと一代限定で大型♂♀のインラインブリードも有効だという考えもいまだに持っていますが)


特筆すべきは、今期も筑紫KSとタイプG菌糸ビンの組み合わせでは 腹ボテや羽化不全が出なかったことです。

実は巷の大型血統といわれるものや、その血統専用といわれる菌糸ビンも試してみたのですが、栄養が多すぎるのか、大型になると腹部が上羽に収まりきれないいわゆる腹ボテや上羽が閉じきらない羽パカがよく出ます。

これらも長年ブリードしていればよい組み合わせラインも出てくるとは思うのですが、私にとっては一種の博打のようにも思えます。

筑紫KS血統は1995年佐賀県佐賀市阿高で採集された小型ペアが基になっていますので、今年で育種を始めてちょうど20年目になります。

この間、美形コンに入賞するなど、大きさだけでなく北九州産らしい太さや、羽化不全しにくく蛹化前のワンダリング(暴れ)の少ない個体群など、飼育しやすさにも注意して選抜飼育してきました。

これからもタイプG菌糸ビンとのコンビで私のオリジナルとして更なる改良ができたらなと思っています。


※追補ですが、

タイプG菌糸ビンを使用して

愛媛県産ヒラタクワガタで79.8ミリ、
アマミノコギリで78.5ミリ、
ヤエヤマコクワで40.2ミリが今期羽化しています。

これらの国産種にも優しい良質な菌糸ビンだと思います。


◆代表 坪内より


大型個体作出用の菌糸瓶として多くの方に、タイプG菌糸瓶をご愛用いただいています。

https://www.e-mushi.com/f/type-g.html

2016年当店で飼育し、今年羽化をしてきた個体からは、大型血統は♂平均サイズ78.9mm52.4%の80mmオーバー出現率!

今シーズンも、たくさんのご注文をいただいています。

タイプG菌糸瓶は、私自身が大型作出をさせる目的で テストと改良を重ねてきた菌糸ビンになります。

種親のDNA抜きには80mmを超えるオオクワを作ることはまず無理です。

そのDNAの持つポテンシャルを最大に引き出すのは菌糸ビンの質であることは間違い有りません。

DNAと最良の菌糸ビンが有ってこそ、初めて80mmを超えるオオクワガタを作ることが出来ます。

もちろん、80mmを目指していなくても、安心・安全に少しでも大きなオオクワガタに育てることが出来る菌糸ビンでもあります。

私自身が使いたいと作り上げたタイプG菌糸瓶が多くの方の元でも好結果が出ることを願っています。


★当店の超大型血統幼虫をご注文の皆様へ

超大型血統の種親はタイプG菌糸ビンにて飼育しています。


親と同じ環境(菌糸ビン)で育てた方が大きな成虫になると言われています。

タイプG菌糸ビン以外の銘柄では、幼虫が本来持つポテンシャルを発揮できない可能性が高くなります。


幼虫飼育には、タイプG菌糸ビンをお使い下さい。

https://www.e-mushi.com/f/type-g.html


2015年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2015.html

2014年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2014.html

2013年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2013.html

2012年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2012.html

2011年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2011.html



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