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タイプG菌糸ビン 加藤氏オオクワガタ作出レポート2011

超大型オオクワガタ作出レポート2011

超大型オオクワガタ作出レポート2011

タイプG菌糸ビンによる


オオクワ85mm作出レポート


     

トップブリーダー加藤隆行氏寄稿

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トップブリーダー加藤氏寄稿

タイプG菌糸ビンによる
http://www.e-mushi.com/f/type-g.html


オオクワ85mm
作出レポート


加藤氏オオクワガタ作出レポート2011

加藤隆行氏


BE・KUWA 審査員

*美形コンテスト(記念回時)

*ホペイコンテスト(常時)

*ギネスコンテスト

KUWATAをはじめ各種雑誌への寄稿・紹介多数



タイプG菌糸ビンを使用しての日本産オオクワガタの飼育記録を報告させていただきます。


試験に使用した血統はこれまでに大型血統として選抜してきたGSP-1及び-2、-3血統、そして今期新たに交配した期待の久留米×佐賀、通称「筑紫KS」血統です。

GSP血統はこれまでにもGポットなどで多くの80mmオーバーの実績があります。

飼育環境は夏最高26℃設定、秋と春は常温、冬は最低18℃設定で8月中旬に1令で割り出し、800に投入、以後は基本的に2ヵ月半で1400に交換しました。サーキュレータ2台で室内の空気を強力に攪拌しています。

最初投入(試験区)は40頭、一回目の交換でオスは21頭でしたので、今回は特にオスに限って報告します。

10月下旬、菌糸の劣化はほとんどなかったのですが、1400に交換しました。

平均すると26gで、他の菌糸ビンと比べると成長が早いようです。一部の幼虫は、交換せずにもう少し引っ張ることとし、また、幼虫が死亡しているものは、1令の遅い時期での再投入も試験しました。

そのまま冬を迎えますが、タイプG菌糸ビンはオオヒラタケ使用のため、秋の温度低下でキノコが出やすいです。

フタの通気穴が大きくないので、キノコがここに集中すると通気が悪くなって中の幼虫は酸欠を感じ取り大暴れします。
よく観察してキノコは発生次第取り除くことが必要です。

1月初旬に2回目の交換、この時点でほとんどの3令が30gを越えています。

体色はやや黄色みをおび、成長とともに成熟も早いような感じです。ここで温度を徐々に上げ、蛹化を促進しようかとも思いましたが、初めての菌糸ビンのため、とりあえず普通の方法で飼育を続けました。

このまま春の自然温度上昇とともに蛹室を作って蛹化、羽化と変態してくれれば効率もよかったのですが、なぜか3月中旬ころからほとんどの幼虫が暴れ始めました。

充分に成熟した体と、菌糸ビンの劣化の状態がうまくあわなかったのだと思います。

この時点でもう1度1400に交換。このタイプG菌糸ビンはおがの詰め具合がとても堅く圧縮されているので、菌糸が新しい状態では充分な広さの蛹室を作れるのかちょっと心配でしたが、みな問題なく、しかも上のほうに蛹室を作ってくれたので、俗に言う露天掘りをし、観察も容易でした。


6月に入って続々と羽化しました。

80mmオーバーの出現は21頭中12頭で、かなりよい結果となりました。

最大個体は85mmで、これは2回目、3回目の交換を少しずつ遅らせて引っ張ったビンから生まれましたが、同じように経過したビンでも、78mm程度の個体もいたので、たまたまよい素質を持っていた個体かもしれません。

血統別では新しい「筑紫KS」が平均81.1mmで1番よい結果になりました。

羽化不全個体は0でした。腹部が出っ張ることもなく、また不自然な体型になることもなくみなきれいに羽化しました。

ただし、前蛹で1頭死亡、羽化直後、まだ赤みの残る体で82mm1頭が死亡しました。


♂の成虫羽化の結果を表に示します。


以上のように、タイプG菌糸ビンの飼育結果は、もともと大型になる素質を持っている個体群に対して、その素質をいかすにはとてもよい菌糸ビンであることがわかりました。

メスに関してもほとんどが50mmオーバーで羽化しています。

私自身はこの菌糸ビンを使うのは初めてでしたので、3回目の交換の時期をやや見誤ったような感があり、最後に暴れさせて体重を落としてしまった個体が多かったようで残念です。

今期も飼育試験を続けさせていただけるということでしたので、このあたりの交換時期の検討もしてみたいと思っています。

今年のタイプG菌糸ビンはさらに改良タイプということなので、楽しみです。

間違いなくタイプG菌糸ビンはお薦めできる商品だと思います。


https://www.e-mushi.com/f/type-g.html


2015年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2015.html

2014年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2014.html

2013年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2013.html

2012年飼育レポート

https://www.e-mushi.com/f/type-g-kt_2012.html

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