冬季の国産クワガタの幼虫は
外国産のクワガタ/カブトのほとんどの種類が越冬能力がないために種類によって大きく異なりますが、5?20度の温度管理が必要になります。
しかし、国産種の場合は、冬を乗り切るために体に変化をつけて越冬する能力があります。
幼虫の越冬時は、体内にある食べたものを排出して(食べてものが凍りやすいため)しまいます。
冬季に飼育温度を下げると、越冬体制にはいるためにせっかくため込んだ栄養分をいったん排出してしまいますので、春に再度吸収し直すことになります。
ですから、加温をした場合としない場合では、羽化をした場合の大きさに多少差が出てきます。(加温をした方が縮みが少ない)
また、加温をした場合に季節感を幼虫が感じることが出来ず、蛹化のスイッチが入らず、通常人工飼育下では10ヶ月前後で羽化をしますが、1年以上幼虫のままで居続けたり、また羽化を出来ない場合も希にあります。
スイッチが入らない幼虫は、超大型に育った場合が多く、弊害と言うよりも致し方がない現象ともいえます。
加温が出来る環境をご用意で出来き、これから飼育を続けていかれるのでしたら、国産、外産カブト/クワガタの飼育もお楽しみ頂ける環境にもなりますし、瓶交換のタイミングも一定して出来きます。
種類や幼虫の状態によって変えていくのがベストですが、どれくらいの温度にすればいいのか迷うときは、国産、外産、幼虫、成虫を問わず23度位にしておくと良いと思います。
以前、越冬能力のない幼虫をご購入頂いた方に「暖かくしてくださいね」、とお願いしてストーブの真上に置いちゃった方がいらっしゃいます(^^; いくら暖かくと言っても限界がありますから気をつけて下さいね(^^)




コメント (2)
お世話になります。
今年の5月に御社からパラワンのペアを購入させて
いただき、現在15匹程度の幼虫を菌糸ビンで管理
しています。
残念なことにメスは★になってしまいましたが、オス
は元気です。
外国産なので御社のホームページにもありますとおり
温度管理をしなければならない所ですが、25℃程度で一年中管理しても大丈夫?(無事桶化〜羽化する)か
不安でメールさせていただきました。
成虫についてもこの25℃の管理下で一年中飼育しても
問題ないでしょうか?
御社のホームページでは一年中23℃で管理とありますが、羽化しない場合も有るとの事ですがやはり多少一ヶ月ごとに温度を下げて来年の春(3月頃)に徐々に温度を上げていくような手順が良いのでしょうか?
冬を感じさせず大型化したら、大型化を目指す自分とし
てはそれが羽化したら嬉しいのですが、やはり何か弊害
が発生するのでしょうか?
それと、国産のオオクワについてもペアリングにチャレンジしてみようかと考えてます。
ブリードさせる時期はやはり4月頃が良い?のでしょうか?温度管理ができる(25℃)状況下であれば極端な話真冬でもブリードさせる事は問題ないのでしょうか?
また、国産のオオクワ成虫の場合、一年中25℃の管理下での飼育は何か弊害がでるのでしょうか?
とりとめない質問ばかりですみません。よろしくです。
投稿者: 藤川 | 2009年10月30日 21:43
日時: 2009年10月30日 21:43
外産ヒラタの場合は、国産種とは異なり生息地では明確な四季はありません。
そのため、加温が必要になります。
冬期減温が必要なのは国産カブトで、国産オオクワの場合は、極端な減温は体重減、羽化時のサイズ減にもなります。
話を、外産ヒラタに戻しますが、耐寒能力のない外産ヒラタに減温をする必要はなく、それ以上に極端な減温は害があります。
25℃定温で問題はありません。
国産オオクワですが、冬期は加温をしても産卵しない、
または産卵をしても極端に産卵数が少なく、幼虫飼育
にも大型を作るには不利です。
ですから、無理に冬期に採卵をせず、来春飼育温度が
18℃を超えエサ食いが活発になってからをおすすめ
します。
誠に申し訳ございませんが、ブログでのご質問は受け
付けていませんので、次回からは専用フォームより
ご質問下さいますよう、よろしくお願い致します。
(フォロー規定の範囲での回答になります)
投稿者: 店長@坪内 | 2009年10月30日 22:08
日時: 2009年10月30日 22:08