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初めてのオオクワガタ飼育3

タイトル:越冬後の瓶交換
日付:2004.02.28
管理温度:15〜18℃
3日ほど前からじっとしていた幼虫が動き出しました。
  1. 瓶壁面に出たキノコが腐敗していますが、中の菌床には影響有りません。
  2. 3.を確認して頂くと、菌床部分(白いところ)ではなく茶色い部分ですが、瓶下部と中央から上のオガの色が違うのがわかると思います。濃い茶色の部分は昨年まだ幼虫が活動をしていた時に幼虫が食べていた場所です。
    中央から上は、越冬後に幼虫が動き出して菌床を崩した場所で全て食べているわけではありません。食べていませんからオガの荒さが明らかに違っていますよね。
  3. 取りだした幼虫です。 冬季に加温をしていませんから越冬前の体重より縮んでいるはずです。
    それでも、先回交換時よりも微増していますね(^^) 24g有りましたから、75mm前後にはなってくれるはずです。常温飼育ですから、この体重でしたらとりあえずOKです。
今回の交換個体はプラボトルのC−1と2をG−potへ銘柄変更、A−3はオークスのままでMへA−3はLへ交換するのがベストですが、参考のためにMで羽化まで育ててみます。
残りの個体は、3月上旬に交換します。 
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タイトル:蛹室作成中
日付:2004.04.29
管理温度:18〜23℃
2ヶ月ぶりに幼虫を確認しました。
2頭を残して全て蛹室を完成していました。
  1. 蛹室を完成して蛹化をしようとしている状態です。
  2. は1を拡大した画像になりますが、幼虫にシワが出来ているのをご確認頂けると思います。
    菌床も白く活力のある状態、蛹室の場所も瓶中央とまず心配ないと思いがちですが。。。
    このような状態で2週間ほどすると蛹室の壁面に菌糸が再生します。
    すると蛹化中はまず問題有りませんが、羽化をするときに酸欠になり羽化が出来なくなることが希にあります。
    ですから、目打ちで(ドライバーでは蛹室が崩れます)、蛹室の最端に通気穴を開けるます。(直系1〜2mmの小さな穴で十分です)、開けた穴に菌糸が再生して塞ぐときもありますので注意をしてください。
  3. 1.は交換後居座った場所に蛹室を作りましたが、こちらの画像の個体ように瓶内を周回してから蛹室を作り出すことが多くなります。瓶上部と下部のおが屑の荒さが明らかに異なっていますよね。
    下部は幼虫が食べて細かくなっていますが、上部は周回をして菌床を崩しただけで食べていませんから荒くなっています。色も上部はおが屑の色のままですよね。
    この場合は、切断された菌糸が再生するため酸素を必要としますので蓋は外して、蓋の代わりにキッチンペーパー等をあて輪ゴムで止めて置いて下さい。(羽化まで蓋をしなくてもOKです)
  4. こちらは周回しっぱなしで蛹室を作らないやっかいな幼虫です。
    菌床を食べずに周回していますのでこのままにしておくと体重が減っていくことがあります。
    この場合は、新しい菌糸瓶へ交換をするのがベストです。(この状態で交換した場合は、初めから3のように蓋はしないで下さい。蓋をすると酸欠で幼虫が暴れてまた同じ状態になります)
    このままにしておくと、幼虫は堅い場所を探して蛹室を作りますから、暴れたことによって瓶内の圧縮率が下がり瓶底に蛹室を作る確率が非常に多くなることと、菌床(オガ)の劣化、カビの発生と孵化不全の原因を作ってしまいます。
    この個体(C−2 ♂)は、参考のために意図的に瓶底、劣化菌床で羽化まで育てることにします。
*なぜ瓶底に蛹室を作ると羽化不全が多くなるのか?
蛹は、いってみれば成虫になるための『鋳型』になります。瓶底の形状は歪んでいますし、堅くなっています。そこに鋳型である蛹が直接触れることで微妙に歪んでしまい、鋳 型が正しい形をしていませんので完成品の成虫も微妙に形が崩れ、羽が閉まらなかったり前胸が曲がってしまうのだと推測しています。 

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タイトル:蛹化
日付:2004.05.16
管理温度:23〜27℃
3頭が蛹化致しました。 蛹化をした日は正確に把握していませんが12日から15日の間で間違いないはずです(^^)
  1. 通常L瓶へ入れる大きさの幼虫でしたが900cc前後のM瓶へ意図的に交換をした幼虫です。
    画像では確認しづらいかもしれませんが瓶の端から端まで目一杯蛹室を作っていますので問題のない大きさになっています。
  2. の画像の幼虫を良く確認をしてみて下さい。
    蛹室を完成後に蛹になるために体を変化させていきます。この状態を『前蛹』と言います。
    張りのあった幼虫がシワシワになっているのが分かりますよね(^^)
    蛹化直前になると棒状になります。棒状になってからは1〜2日で蛹になります。
    ⇒棒状の様子はこちらのページを見て下さい

  3. 蛹の頭ですね(^^)  大顎は折りたたんで羽化をするときに伸ばします。
  4. 蛹室を完成しているはずなのですが内部の様子が確認できない個体です(^^;
    瓶中央で茶色くなっている部分真ん中に小さな穴が空いていますよね。。。
    このような場合は蛹化している、と言うのが目で見ることが出来なくても、判断は出来ますのでまだ救いがありますが、全く真っ白な菌糸瓶の状態のまま瓶中央で蛹化している場合もあります。
    その場合はもうどうしようもありません。。。
    2ヶ月〜3ヶ月ほどそっと我慢をして慎重に割り出してみるしか有りません。
  5. 幼虫が蛹室を作る場所を探し瓶内を周回し尽くし菌床がボロボロにされてしまった状態です(^^;
    こうなる前に交換をするのが通常はベストです。
    今回は参考のためにこのままの状態で飼育を続けていくことにします。
⇒全個体の状況はこちらにまとめています。
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タイトル:羽化(完結編)
日付:2004.6.10〜18
管理温度:23〜27℃
1年間の飼育もいよいよラストになりました。
  1. 羽化直後の様子<1>
  2. 羽化直後の様子<2>
  3. 参考のためにまだ羽が閉まらないうちに瓶から取り出してみました。
    画像はオレンジ色の羽ですが、羽化直後は真っ白な羽になっています。
    時間がたつにつれ徐々に黒く変化をしていきます。

羽化後、蛹室内で仰向けになっていることがありますが、蛹室壁面に足を引っかけて、いつでも自由に起きあがることが出来ます。また、蛹室内は適度に湿度を保つことが出来ます。
ですから、ひっくり返ったままでも心配要りません(^^)
今回は参考のために羽化直後に瓶から取り出しましたが、通常は体がしっかりと固まる2週間〜3週間後に取り出すことをお勧めいたします。また、今回のように早期に取り出してしまった場合は、マット(おがくず)には直接入れず、ティッシュ等を軽く加湿してケースに入れ、全体を柔らかく包むような形で成虫を飼育してあげてください。(堅い場所での飼育は羽が開いてしまったりすることが希にあります)
羽化後、オオクワガタは体内に栄養を蓄えていますので、栄養が残っている間はエサを食べませんので安心してください。

春先〜秋口で羽化をした場合は、1〜1ヶ月半後にえさを食べ始めることが多く、晩秋以降は翌年春まで食べないことも多いです。特にマットを深めにしている場合は居心地が良いので活動をあまりせず栄養分の消費が少ないためエサの食いは遅くなります。
ゆっくり休ませた方が寿命は長くなりますが、活動を促しても2年ほどは十分生きます。
休ませていると飼育をしていて楽しくない!という場合は(^^;、 マットを1cm以下にして下さい。
エサの食いも格段に多くなります。 (強制的に活動をさせていることは自覚してくださいね)

気になる成虫のサイズですが(^^) ♂は73〜74mm、♀は昨年中に羽化をしたせっかちな個体以外は48〜50mmで羽化をしています。四季を通して常温飼育をしたのでこのサイズでしたが、年間20〜27℃で飼育をした兄弟は最大78mmで羽化をしています。
温度管理をした方が間違いなく有利ですが、常温飼育でもこのサイズがでてますので十分楽しめると思いますよ♪
ただ、今回の種親はそこそこ大型の個体を使用しましたので、60mm前半しか出てこない系統では大型を作るのはかなり難しくなります。やはりだれでも簡単に大型を・・・ということになると種親の素質は重要になります。

次に同じ兄弟をペアにしても大丈夫か?、というご質問を沢山頂きます。
血縁関係が濃くても問題はありませんので安心してください。兄弟同士で掛け合わせていくと、産卵数が減ったりおもったほど大きくならなくなったりと言ったことが起こることがありますが、ここまでくるには相当数同じ血縁で掛け合わすことになります。
もちろん奇形が出ると言うことは有りません。
【完】


如何でしたでしょうか?
出来るだけ初めて飼育をされる方と同じ環境で飼育をしてきました。
ほんのちょっとしたポイントを知っているだけで、オオクワガタの飼育はとても簡単に楽むことが出来ます。

成虫を眺めているだけでも十分に楽しいと思いますが、やはり子を残して命を継いでいくことが一番の楽しみだと思います。 是非機会がありましたら、チャレンジしてみてください!(^^)
飼育をしていると、どんな些細なことでも分からないことがあると心配になっていまいますよね。

暖家では、ご購入頂きました商品に限らせて頂いていますが、ご質問には喜んでお答えさせて頂きます。
ご希望の商品がございましたら安心してご購入下さいm(__)m
良い感動・経験をクワガタ飼育を通してお楽しみ下さいませ(^^)v

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