飼育コラム2

「キノコが出て困る」

「使用前の菌糸瓶にキノコの芽みたいのが出てきてしまった場合、どう対処したら良いでしょうか?」

しばらくの間使用する予定がないならそのままの方が良いと思います。
ヒラタケ系のきのこは菌床表面に物理的な刺激があると芽が出来やすくなります。
きのこの発生しやすい環境に置いてある瓶だと、きのこの芽を摘むと、その刺激で次々と芽が出来てくる事もあります!幼虫を入れる場合は、キャップの通気口を塞ぐおそれがあるので取り除いて下さい。

「また、すぐに使わない瓶の保管に適した温度はどのくらいですか?」
きのこが発生しにくい温度は、常に5度以下または20度以上です。
短期間なら暖房設備のある飼育棚での保管もOKです。当然ですが分解は進みますので1ヶ月以上の保管は低温保存です。冷蔵庫の温度設定を低くして、なるべく開け閉めを避けて保管してください。(庫内の冷却器付近は凍結することがあります。注意してください。)
きのこの種類や系統にもよりますが、一般に5度から15度の温度範囲で温度変化がある場合にきのこが発生してきます。また、物理的なショックや光の刺激でもきのこの芽が出来ます。白色蛍光灯の光線の当たる部分が白くなるのはこのためです。真っ暗な場所で保管してください。(^^)

以上、掲示板に寄せられたご質問とオークプロジェクトさんの説明でした。
菌床の専門家以上の文章は書けないと言う言い訳の元(笑)今回は楽をさせて頂きました(^^;

このページの上へ

菌糸瓶交換後、又は突然幼虫が暴れる

記タイトルのご質問がこの季節非常に多くなります。同じような話が連発しちゃいますがとりあえず..(^^;

蛹室を作る場所を探し始めると、瓶内を周回し出します。
オガを食いながら菌糸を切断するのではなく、菌糸のみを切断してしまうので菌糸は活力が有るまま分断されてしまうので、菌糸が再生しようとします。菌糸の再生活動のために瓶内は酸欠状態になり、幼虫は休むことなく瓶内を暴れ出します、そのままにしておくと、菌糸が完全に活動できなくなるまで幼虫は暴れ続けそのためオガの圧縮率が下がり、一番堅いガラス面の瓶底に蛹室を作るしかななります。

上記の状態だと、瓶内を暴れたことで幼虫は縮み、尚かつ瓶底に蛹室を作ってしまうので、大型にならないばかりか、羽化不全の危険も出てきます。解決方法は、「蓋を開けたら落ち着く」と言うことにあります。
上の理由は通気を確保したことにあります。
菌糸の再生活動による酸欠を防ぐために、蛹室を作る場所を探すために暴れ出したら、蓋を開け、キッチンペーパー等をあて輪ゴムで止めて置いてください。 これで、通気が確保され落ち着くはずです。

上記の処置をしても暴れ続ける場合は、再度瓶交換をするかそのまま、瓶底に蛹室を作り出すまで放置するしかないと思います。再度瓶交換する場合も、蓋は外してください。
蛹室を作ろうとする場合以外にも、大型の幼虫を瓶に投入する場合も菌糸の切断量が大きくなるために、酸欠になり幼虫が落ち着かず、暴れることがあります。その場合も、菌糸が再生するまで(2週間程度)蓋を開ける処置をすると落ち着きます。

このページの上へ

むっちゃずぼらな飼育

初心者の方って、とにかく何でも気になってしまうようで..かく言う私も今でもその気はありますが(笑)
それなら気にして頂きましょう!と言う事で、お勧めしませんが、ずぼらな飼育方法を何回かに分けて紹介していきます。
第一回 ずぼらな採卵セット
産んでいるか分からない?と言うご質問が採卵では一番多いです。
オオクワガタは、ノコギリやヒラタのようにマット(広葉樹のおが屑)には産卵せずに、朽ちた木に産卵します。
ですからセットをする時に産卵材をマットに埋め込まずにマットの上に転がすだけにしておきます。こうすれば簡単に材を♀が削っている事が確認できます。
産んでいそうな場所だけわをそっと削って卵が確認できれば他に♀が産卵材削った場所にも産んでいるはずです。
飼育未経験の方からのご質問が多くなってきました。←虫のシーズンですね!
小出しに(^^;、このコーナーで初心者様への飼育アドバイスをしていきます。
また、質問等がありましたら各ページにあるフォームよりお気軽にお寄せ下さいませ。(^^)
第二回 ずぼらな割り出し
第一回で材は転がしておくだけ! このセットの仕方だとどれくらい削っているかが良く分かります。たくさん削ってある材のみを取り出し新しい材に交換をします。全ての材を交換しないで産み具合を見て産んでいそうな材のみを交換していきます。
取り出してある材は3週間後に幼虫を割り出し!
たとえば1週間に1本位ずつ交換をしていくと毎週材割りが出来ます。セットをして1ヶ月で全ての材を交換して3週間孵化を待つと、最初に産卵された卵が孵化した幼虫は既に孵化後1ヶ月が過ぎている事になります。孵化直後の幼虫を回収して気に入った飼育方法を試みたい、と言う方にもお勧め(?)の方法だと思いますがいかが?(笑) 
第三回 割り出し後の幼虫飼育容器の容量は?
このコーナー自体がずぼらになって来た..(^^;
幼虫の割り出し後、どのサイズの容器に入れるのが良いか? 
  1. 60~80ccのプリンカップ
  2. 200ccのプリンカップ
  3. 約500ccのS瓶
  4. 約1000ccのM瓶
  5. 約1500ccのL瓶

とりあえず、200ccのカップで3令まで育てるのは×、1500ccに初2令を入れるのも×!
60~80ccのプリンカップで3令まで育てちゃうのはもっと×。
1.2.の場合は、2令初期で次回交換の瓶を良い状態でしっかり食わせたい。
3.4の場合は、3令成長期途中までゆっくり食わせたい。
5.の場合は、3令成長期手前で投入し成長期にじっくり食わせたい。
と、大まかになりますが目的別に使い分けていると思いますが、正直、どれが正解かって有るのかな?って思っています(^^; 

では、始めて飼育をされる方はどうするか?
3又は4に、ポイっと初2令を入れて頂くのが一番良いと思ってます。 (^_^)

このページの上へ

大型個体の種親は大型個体で??

「大型の子を育てるためには、大きな種親を!」と考えるのは当然ですよね(^^)
でも、反対に小さな種親からは小さな子しか出来ないと思うと違うこともあります。

ちょっと考えてみて下さい。
最適な環境で70mmまで育った種親と劣悪な環境で育った70mmの種親!
どちらも同じ素質だったんでしょうか?

ワイルド(野外採集個体)個体の♀から採卵して育てるとよくわかると思いますが、小さな♀からでもしっかりと大型の子が出てきます。
通常50mm台では中歯型になることが多いのですが、F(累代)の進んだ種親からは、大歯形が良く出るようになります。こういった種親からはなかなか超大型は出来ないのですが、そうでない場合は、絶対に大型が出ないとは一概に言い切れないことも有ります。

しかし、国産オオで80mmのような、種の限界を超えたものは種親の素質抜きでは無理、と思ってます。 
国産オオクワガタの場合、60mm~70位でしたら親の累代数、素質に関係なく簡単に育てることが出来ます。75mmを超そうとすると親に素質があるか適切な飼育どちらかか重要で、80mm前後と言うことになると種親の素質+適切な飼育が必要になるのかな(^^)

このページの上へ

瓶底に蛹室をつくっちゃった!!

羽化不全(綺麗に羽化が出来なくて羽が開いてしまっている状態)の原因は、菌床又はマットの劣化、過度の衝撃、湿気過多(蒸れ)、高温 等々いろいろありますが、特に瓶底に蛹室を作ってしまうと羽化不全になる、って話を良く聞きますよね。

なぜ瓶底に作ってしまうと孵化不全をしやすいかはよく分かりませんがたぶん蛹が微妙にいがんでしまうからではと思っています。蛹は「成虫になるための鋳型」のようなものですよね。
蛹の中身は体液で、その体液が成虫へと変化していき、蛹の外側は皮として残ります。
鋳型であるその外側の皮が、堅い瓶壁面に直接接することで微妙に歪んでしまったら、中身も同じようにいがんで完成してしまうことになり、うまく形が整っていないのですから当然前胸側板もいがんだり羽が閉まらなくなるのではないでしょうか?

だとしたら、瓶底に作ったとしても、瓶底面剥き出しの状態でなければまだ安全に羽化出来る可能性があると思いませんか?

画像1と2は、一見瓶底に作っているように見えますが瓶底面の一部のみ剥き出しになっていていますよね。
この状態でしたら画像3のようにほぼ安全に羽化出来ます。
ちなみに、この画像の菌床は劣化をしていて、瓶底を心配する以上にかなり最悪な状態でしたが。。。(大汗)もっとも危険な状態は、瓶底面、側面が剥き出し状態の蛹室です。

こちらの場合は、蛹がいがむのはみちろん、羽化をする時に蛹がうつ伏せになりますが、足がかりになる部分が無く反転出来ずに仰向けのまま羽化をしようとします。仰向けの状態では、うまく羽化をすることが出来ませんのでかなりの確率で羽化不全になってしまいます。
瓶底、側面剥き出しの蛹室を運悪く作ってしまった場合は、通気を確保出来る角度で、かつ蛹が菌床又はマットに直に接することが出来、羽化時に反転出来る足場を確保出来るように瓶を逆さにして斜めに置いて頂くとかなり羽化不全を防ぐことが出来ます。
蛹又は前蛹(蛹室を完成して蛹になる直前の状態-幼虫がシワシワになっています-)の扱いに自信があるようでしたら人口蛹室へ移すのがベストです!

人口蛹室の作り方は、 園芸用のオアシス(ホームセンターに売っています)の中央を蛹の長さの約2倍、横約1.3倍 深さ約2倍に切り取り全体的に非常に緩やかなカーブになるように指で整形します。
その後水に10秒ほど付け水滴が落ちなくなるまで水を抜きます。それをプラケ等に入れます。
オアシス以外ではミニケースにティッシュを厚めに敷き、四隅を再度オアシスで説明させて頂いた大きさくらいになるまでティッシュで整形します。出来上がったら霧吹きでティッシュがしっとりするくらい水を拭きかけます。
次に、瓶から前蛹または蛹を慎重に取り出します。
多少の振動は大丈夫ですから時間を掛けて慎重に取り出して下さい。取り出した前蛹または蛹にはオガか着いていますので、そっといきを吹きかけて吹き飛ばして下さい。
最後に人口蛹室にそっと蛹を入れて処置完了です。人口蛹室が乾いてきたら、ストロー等で人口蛹室部分に水を付けて下さい。瓶底といっても、いろいろなパターンが有ることを覚えておいて下さいね。
ふぅ~、疲れた~~(;^_^A アセアセ

このページの上へ

商品検索(フリーワード入力)  

姉妹店イークワドットコム
クワガタ・カブトムシ専門店姉妹店

絶対に野外に放さないで!

オンラインショップ
安心の通信販売
ドルクスダンケ ショップ紹介
その他のお知らせ


よくある質問

店長の日記

スタッフえみちゃんの飼育日記

ヤフーショッピング 楽天

営業日カレンダー
カレンダー1
カレンダー2

□営業日
休業日(休業日翌日のお届け指定
が出来ません)
※休業日でもネットでのご注文・メールでのお問い合わせは24時間お受けしております。尚、お返事は翌営業日に順次対応させて頂きます。

営業時間AM11:00~PM20:00