飼育日誌

2005年04月17日

日記:ギラファノコギリクワガタ

ギラファノコギリクワガタ 飼育方法 広く分布するギラファノコギリクワガタの中でも、 フローレス島産は110mmを軽く超えるサイズにまで比較的簡単に育てることが出来ます。
今回飼育する親は♂♀共に小型ですが、左画像の♂(115mm)のように親の大きさを大きく超える大型の♂に育ててみたいと思います。
*サンプル個体 :フローレス島産WD(野外採集個体)♂81mm♀35mm
*交尾採卵開始:2005.04.18
*採卵用品   :ヒラタクワガタ採卵用セット
ギラファノコギリクワガタ 飼育方法

採卵用種親の入手について、ちょっとアドバイス。

◆ワイルド(現地採集個体)の場合、

ギラファノコギリクワガタは、発生期が限られています。

*発生期初期に入荷→販売店で交尾採卵をしないで保管。
この場合は、♀は産卵をしている数は少ないはずです。

*発生初期を過ぎて入荷をした個体。
この場合は、採集されたばかりの個体であったとしても現地で既に産卵をしている場合があります。

一概に判断出来ないと思いますが、もし僕が選ぶなら、上の発生初期に入荷した♀を採卵に使用します。

◆ブリード(人工飼育個体)の場合

 ギラファは羽化後エサを食べ始めるまで2~6ヶ月後と長期間必要になります。交尾産卵はえさを食べ始めてから1ヶ月過ぎてからになりますので、

ペアで購入をしても、羽化時期が大きくずれているとペアリング前に♂♀どちらかが死んでしまうことがあります。

羽化時期の差が♂♀1~2ヶ月以内の個体をご購入頂くのが良いです。

2005年04月17日 09:58 | 固定リンク | コメント (0)

2005年04月18日

【 飼育データ 】

飼育データ 初回投入 2本目交換時 3本目交換時 蛹室作成開始 蛹化 羽化/サイズ
◇G-pot550 (初2令) G-pot1500 G-pot1500      
A-1♂ 05.06.09 05.09.08/27g 05.10.20/36g 不明 12月下旬 06年2月7日/102mm
A-2♂ 05.06.09 05.09.08/26g 05.10.20/35g 不明 12月下旬 06年1月22日/91mm
◇G-pot550 (初2令) G-pot850 G-pot850      
B-1♀ 05.06.09 05.09.08/17g 05.10.20/16g 不明 12月初旬 12月下旬/48mm
B-2♀ 05.06.09 05.09.08/10g - 不明 12月下旬 06年1月21日/48mm
B-3♀ 05.06.09 05.09.08/17g 05.10.20/14g 不明 12月初旬 12月下旬/48mm
B-4♀ 05.06.09 05.09.08/16g 05.10.20/14g 不明 12月初旬 12月下旬/48mm
B-5♀ 05.06.09 05.09.08/16g 05.10.20/17g 不明 12月中旬 06年1月下旬/48mm

2005年04月18日 10:00 | 固定リンク | コメント (0)

交尾

ヒラタクワガタやノコギリクワガタの場合は観察をしていても交尾をしてくれることが多いです。

また、♂の気が荒いので長期間の♂♀同居は危険が伴います。

ですから、出来るだけ同居は避け交尾は観察中に済ませてしまうのが安全です。

♀が死んでしまったら採卵が出来なくなってしまいますよね(^^;

交尾の手順ですが、♂♀の足場になり交尾が出来る広さの材などを用意します。

その上に♀をそっと乗せ、♂を興奮させないように♀に覆い被せます。(画像1)


と、手順を踏んで30分ほど粘りましたが♂にその気がないようで交尾をしてくれませんでした。

1日のみ同居をさせて翌日♀のみを産卵セットへ移すことにしました。

♂♀出会う確率を高くするため、エサとえさ皿は1個のみ、♀がマットに潜ってしまわないように浅めにしています。(画像2)
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1.
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2.
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3.
【補足】

1.ワイルド(WD)♀は現地(採集地)で交尾を済ませている可能性が高いので今回のように交尾をさせずに♀のみを産卵セットへ入れてしまっても産卵をしてくれることが多々あります。

ですから、ワイルド♀の場合は、わざわざ危険な交尾や同居をさせずに産卵セットへとりあえず入れ、1週間ほどしても産卵してくれない場合に交尾をさせるという方が安全です。


2.♀が♂を避ける(交尾を拒否する)

単純に♀が交尾をしたくないと言うこともありますが、交尾を済ませ、すでに産卵出来る体になると♀は♂を避けるようになります。


3.♂が♀を攻撃する

2.で説明させて頂いたように♀は交尾を避けることがあります。交尾を拒否された♂は怒って♀に攻撃をします。
その他には、エサの取り合い、不意に動いた♀を敵と勘違いをしてしまう。

2005年04月18日 15:03 | 固定リンク | コメント (0)

材の加水

明日のペアリング終了と採卵セットの前に材の加水をしておきます。
加水方法は国産オオクワガタ等と同じ手順で大丈夫です。

1.バケツ等に材が完全に水没する量の水を張ります。
その中に材を入れます。(画像1)
材が水面から飛び出しているのをご確認頂けると思います。

2.このままでは材が浮いてしまうので重しをして材を沈めます。(画像2)
材が給水をして泡ブクが出ていますね。

3.4時間後、重しをとっても材が水面から飛び出しません。
この状態で加水は完了しています。(画像3)

次に、1晩日陰で乾燥をさせて準備完了です。
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1.
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2.
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3.
【補足】
1.材の乾燥はしっかりと行って下さい。
多湿の材では、せっかく産卵された卵が腐ってしまいます。
目安としては、種皮が乾燥したくらいが丁度良いと思います。

2.ギラファノコギリクワガタの場合は、マットへの産卵がメインなので、材は細目2本しか使用していませんが、霊芝材を使用して頂きますと、材にも良く産みます。

霊芝材
http://www.e-kuwa.com/01item/list_cat_6x3_1.htm

2005年04月18日 18:06 | 固定リンク | コメント (0)

2005年04月19日

採卵セット/マットの加水&材の準備

いよいよ採卵セットをします。

ギラファノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、アンタエウス等の種類はマット(広葉樹のおがくず)へたくさん産卵をします。

ですから、採卵セットで一番注意をして頂く点は、

 良く発酵した(こげ茶色になった)採卵実績のある
 マットを必ずご用意下さい。


マットが採卵に適していないと、せっかくセットをしても産卵をしてくれません。

【採卵セット1】
1.まずマットの準備をします。

マットの水分量は、購入時でまちまちなので調整する必要があります。

目安としては、強く握って固まるり、握って固まったマットを指でつついたときに崩れる程度にして下さい。

強く握って水がしみ出るほどの加水は多すぎます。

2.次に昨日加水乾燥をしていた材の樹皮を剥ぎます。

ナタ等を利用して材の樹皮を全て剥いで下さい。
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握って開いたところ
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指で簡単に崩れる
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種皮を剥ぐ
【補足】
マットが多湿になっていると、せっかく産卵された卵が腐ってしまうことが良くあります。
また、採卵セット後は1~2ヶ月間保管をすることになり、マットが多湿になっていると、マットが腐敗をしてしまうことがあります。

多いか少ないか迷った場合は、加水は控えめにする方を選んで下さい。

マットの加水が少ない場合は、
 *少なすぎて産卵をしてくれない。
 *産卵から孵化までの期間が長くなる。
ことがあげられます。

加水が少なすぎて産卵をしてくれないのなら、その時点で加水をすればいいのですし、孵化に時間がかかったとしても幼虫には影響がありません。

産卵出来る数には限りがあります。
多湿になりすぎて、せっかくの卵が孵化をしてくれなくなるよりは良いと思います。

2005年04月19日 10:08 | 固定リンク | コメント (0)

採卵セット/組み込み

準備をしておいた、材やマットを使用して採卵セットを組み込みます。

1.ケースに採卵用のマットを入れ、マットプレス等を利用して力一杯押し込みます。(画像1)

画像を見て頂くと分かると思いますが、目一杯マットを押し込んでいますが、マットから水がしみ出ることは有りません。

力一杯詰め込むとケース底が割れますので、ケース底の足と足の間にに電話帳や雑誌等を敷くと良いです。

2.1の手順を繰り返しケース底から3~5cmの深さになるまでマットを詰め込みます。(画像2)

1~2の手順は、力加減をしないで出来るだけ目一杯詰め込んで下さい。

3.2で詰めたマットの上に材を乗せます。(画像3)
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1.
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2.
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3.
4.つぎに、マットをケース底から13~15cmの深さになるまで入れてます。

5.転倒防止用に、材の樹皮を向いたときの皮をマット上部に乗せて、高タンパクゼリーを入れてセット完成です。


産卵セットに♀のみを入れて、暗くて静かな場所に保管をして下さい。

採卵セットの置き場所で最適なのは、
*24時間光が一切入らない。
*震動や音が一切しない。   になります。

でも、そんな場所を作るのは無理ですよね。

せめて人が寝静まったときに、暗くて静かな場所になるところに保管をして下さい。

ワイルド(野外-現地-採集個体)♀の場合は、早いと翌日には産卵をしてくれます。遅くても10日後には産卵をしています。

ブリード(人工繁殖)個体の場合は、1~2週間後には産卵をしてくれるはずです。

上記の期間を過ぎても産卵をしていない場合は、交尾の手順に戻るか、セットを組み替えます。
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4.
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【補足】
1~2で底面を固く詰め込んでいますから、4の手順でマットを単純に入れるだけでも十分産卵してくれます。
しかし、当店ではより効率的に採卵するため、さらに少し工夫をしています。(この手順はご購入頂いた方にのみ公開していましたが。。。まあ良いか(^^; )

♀は、固い場所に沿って良く産卵をします。
ケース底を固めておけば、ケース底と材周りに産卵をしてくれますが、さらにケースに入っているマット全てを固めてしまえばケース全体に産卵をしてくれます。

♀の居住空間全てが採卵に適した場所になるので、どの場所にいても産卵することが出来て効率的になります。

手順は、3の後、

*材より深めにマットを入れ材周りのマットを念入りに固めます。

*次にマットを足しながら念入りに固く詰め込んでいきます。
最終的に13~15cmの深さになるまでマットを詰め込みます。

*次に、ケース側面のマットを力の限り押し込んでいきます。
ケース横が押し込まれて湾曲してきますが「ケースが割れても良い」と覚悟を決めて押し込んで下さい(^^:
ケースが割れてしまったら、透明の梱包テープをケース外側に貼って補修をしておいて下さい。(当店の産卵ケースはほぼ全て割れています(^^; )

このセット方法で、♀の状態が良ければ1セットで40~50頭くらいは楽に産卵をしてくれます。

◆セット後は、♀はマットに潜り産卵に専念します。
エサを長期間食べないことがありますが体内に栄養をため込んでいますので、食べていなくても心配はありません。

2005年04月19日 12:09 | 固定リンク | コメント (0)

2005年04月29日

産卵確認

採卵セットから10日目にやっと産卵を確認できました。

セット初日から3日間ほど♀が動いた様子が確認できなかったので、「こりぁ、寝てしまったかな?」と半ば再セットを覚悟していましたが、8日目にマット内を移動し始めていたので様子を見ていました。

ケース内部でも産んでいる可能性がありますね(^^)

拡大画像をご覧頂ければすぐにわかると思いますが、画像中央が産卵箇所になります。

また、卵が楕円形になっていますね。
これから徐々に膨らんで丸くなってきます。
20日ほど過ぎると卵越しに幼虫の姿が透けて見えるようになります。

産卵を確認できたのでこれで、ほっと一安心ですね♪
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【補足】
採卵セットに♀を移すと、マットが深く居心地が良いためか♀は産卵をしていなくてもマットの中で休んでしまいえさも食べない、動きもしない、と言うことが良くあります。

心配は無いのですが、採卵させるためにセットへ入れているのに休まれてしまってとは何にもなりません。

2週間ほど経過しても、産卵を確認できない、活動を確認できない、場合は一旦セットを崩して♀をセットから取り出してください。

セットから取り出した♀は、別の飼育ケースにマットを1cm以下と浅めにして活動を促しエサをしっかり食べさせます。

1週間ほどしたら、交尾の手順に戻り、産卵セットを組み直して♀を採卵セットへ移動させてください。

それでも産まない場合は、再度♀を採卵セットから取り出して活動を促し、今度は採卵セットのマットの水分を少し多めにして再セットします。

2005年04月29日 16:11 | 固定リンク | コメント (0)

2005年06月09日

幼虫の割り出し

ケース底に見えていた幼虫が有る程度大きくなってきていましたので割り出し(幼虫の取り出し)をすることにしました。

マットの中に幼虫がいますので、上からマットを掻き出していくと幼虫を潰してしまうことがあります。

ですから、採卵セットのケースを逆さにして、大きな容器にセットをしたマットごとバサッと落としてしまうのが安全です。

画像1.
セットを別ケースに落としたところです。
ケース底に見えていた幼虫が3頭見えます。

マットを少しずつ崩して、幼虫を取り出していきます。

卵が出てきた場合は、ミニケースやプリンカップに採卵に使っていたマットをふかふかにいれ、花の種を植え付けるように入れておきます。ギラファの卵は孵化率が良いのでまず間違いなく無事に幼虫になってくれます。

画像2.回収した幼虫です。
7頭しか回収できませんでした(^^;
卵も有りませんでしたので、少しだけ産んであとは休んでしまったようです。

♀の状態は良好なので、再度採卵セットを組み入れることにしました。(本来でしたら活動を促してから再セットするのがお勧めです。-補足2参照-)


画像3.
7頭全て菌糸瓶へ投入しました。
この7頭の幼虫飼育をこれから羽化まで紹介していきます。(^^)
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1.ケース底に見えた幼虫
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割り出した幼虫
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飼育日記用の幼虫7頭
【補足】

1.
画像1.の大きさほどの幼虫になっていたら採卵セットから、♀を取り出すか幼虫を割り出した方が良いです。

そのままにしてしまうと、♀が幼虫を食べてしまったり、徘徊する際に傷を付けてしまうことがあります。

♀が幼虫を食べてしまうのは、産卵をするために必要な栄養分を補給するためです。
残酷なような気もしますよね。。。
でも、自分のDNAを少しでも多く残そうとするのが本能なのだと思います。
一つの命を費やすことでより多くのDNAを残したい、自然界では全ての子が成虫に育つわけではなく、少しでも多くの子を残してあげた方が良いと言うことなのだと思います。

2.
採卵セットを組むと♀は居心地が良いためか活動もせずエサも食べずに休んでしまうことがあります。

そのまま天寿を全うしてしまうことも有りますが、この場合は採卵セットの中でなくても寿命ですから逝ってしまいます。

ただ、十分に産卵ができて余命も有るのに休まれてしまっては困りますよね。
そなんときは、一旦採卵セットから♀を取り出して、マットの深さを1cm以下にして、ケースもミニケースと小さめにし♀をマットに潜れないようにしてください。

♀は活動を再開してエサを食べ始めます。

1週間ほどこの状態で飼育をしてから、採卵セットへ戻してください。

その間に再交尾をさせるのも効果的です。


3.
画像2.の最下部の幼虫1頭の色が違っていますよね。
この幼虫は材から取り出しています。
のこり6頭はマットの色、この1頭は材の色が透けて見えているからです。

一番上の幼虫の頭は、他の幼虫に比べて大きくなっていますよね。
こちらは、加齢をして2令幼虫になっています。

2005年06月09日 10:12 | 固定リンク | コメント (0)

2005年08月21日

2回目の割り出し

再セットをしてから2ヶ月、2回目の割り出しをしました。

回収できた幼虫は、11頭のみ。
♀はすでに逝ってしまっています。

1回目割り出しと合わせて、18頭しか採卵することが出来ず、なんとも情けない結果になりました(^^;

次回からは、いよいよ1回目に割り出した7頭の幼虫飼育の紹介になります。
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2005年08月21日 10:13 | 固定リンク | コメント (0)

2005年09月21日

1回目の瓶交換

1回目の瓶交換をしました。

交換時の目安と交換方法は、下記ページを参考にしてください。
http://e-kuwa.com/st/kinshibin_koukan.htm

7頭中♂は2頭と、なんか寂しい振り分けになってしまいました。
初回交換時♂26/27gですから、まずまずの滑り出しです。
詳細データは下記ページに(^^)
http://www.e-mushi.com/breeding/2005/04/18100036.html

2005年09月21日 12:15 | 固定リンク | コメント (0)

2005年10月20日

2回目の瓶交換

2回目の瓶交換をしました。

1.の画像は、交換前の状態です。
左は♀の850、右は♂の1500一見同じ状態に見えますが、右の1500が左の850に比べて白い部分がまだらなことに気がつくと思います。

1500の方は、幼虫が食べて色が変わっているのではなく、菌床が死滅をしてしまい、色が変わっているだけで幼虫が食べたわけではありません。

実は、1ヶ月ほど前から菌床は弱りだしていましたが、交換する手間が無く現在に至っています(^^;

画像2.が♂の幼虫ですが、2回目の瓶交換なのにたった36gにしか育っていません。

普通でしたら45g前後~に育っているはずです。
しかも、画像3.を見ていただくと、空洞がくっきりと出来ています。

まず、この穴は蛹室を作りかけている状態で間違い有りません。

まだ、空洞を作っているだけで壁面が荒いことと幼虫自体に張りがありますので新たに蛹室を作れる状態ですから新しい瓶に交換をしました。

ギラファの場合、高温下で飼育をすると半年前後で蛹化~羽化をしてしまいます。

菌床の劣化や交換の遅れ等でも早期羽化をします。

110mmを超えるような成虫は10~12ヶ月ほど羽化までにかかります。

菌床が劣化を初めてすぐに交換をしておくことと、低温飼育をしなかったことが悔やまれますが。。。

過ぎたことは、しょうがないですね。。。
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1.交換前の状態
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2.♂の幼虫
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3.蛹室か?
画像4.はA-2♂の外観です。
こちらは、食痕がほとんど出ていません。

ギラファの幼虫は大食漢ですので、2ヶ月でこの状態はあり得ません。

まず、蛹室を作っているか蛹化してしまっているかどちらかです。

とりあえず、取りだしてみましたが画像2.と同じ状態になっていました。

なんともやる気のなくなる結果になりそう。。。
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4.A-2♂菌糸瓶の外観

2005年10月20日 10:17 | 固定リンク | コメント (0)

2006年01月13日

♀の羽化

昨年10月の更新から、ず~~っとサボっていてゴメンナサイm(__)m

今日、久しぶりに確認をしましたら、すでに5♀のうち4♀が羽化をしていました。

羽化をしていた4♀共に48mmと、なんとも普通のサイズです(^^;

画像1.左側が先月羽化をしていたと思う♀、右側が羽化後1週間程の♀です。

画像からはよく分からないと思いますが、左側の♀はまだ羽がエンジ色をしています。

画像2.をご覧頂くとよく分かると思います。

羽化後1週間もすれば瓶から取り出すことが出来ます。

しかし、羽化直後は羽が柔らかいので、体が固まらない羽化後早期に割り出した場合、マット(おが屑)で飼育をすると仰向けになったときにせっかく閉まった羽が開いてしまう場合があります。

ティッシュを厚めに敷いてその上に成虫を乗せ、再度上からティッシュをかぶせて上げた方が安心です。
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1.左先月12月羽化 右今月羽化
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2006年01月13日 20:18 | 固定リンク | コメント (0)

♂の蛹化

♂の方は、すでに蛹化をしていてました。(画像1.)

1500の菌糸瓶の長さを目一杯使い、さらに斜めにして十分な長さを確保して蛹室を作っていますよね。

プラボトルの菌糸瓶では、蛹の様子が分からないと思います。
今回は、慎重に蛹を取りだしてみました。(画像2.)

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1.瓶から見える蛹
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2.蛹室内の蛹

長い立派な大アゴですよね(^^)v

蛹の時は大アゴをたたんでお辞儀をしたようになっていますが、羽化をしたときに、この長い大アゴが伸びても大丈夫なように、ちゃんと羽化をしたときの自分の大きさが分かっているように蛹室を作くります。

すごいと思いませんか?
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3.横から
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4.上から

画像5.は蛹室内部の様子です。

プラボトル底面がむき出しになっている方向(右側)が腹部、反対側(左側)が頭部が有ったところです。

おがくずが転がっていますが、蛹を取りだしたときに落ちたおがくずで、実際は綺麗に固められてなめらかな表面になっています。


今回は、腹部が当たる場所だけが、瓶底面むき出しになっていますが、蛹室底面全体がむき出しになっていた場合は、羽化が出来なかったり、羽が閉まらない、と言ったいわゆる「羽化不全」の原因になることがあります。

今回のように、腹部の一部がむきだしになっているだけでしたら問題はありませんので、そのままにして置いて下さい。

 *瓶底全体や頭部が有る部分がむき出しになっているとき。

 *菌糸瓶が、土状に劣化をしてしまっているときは

 には、蛹を取りだして、人工蛹室に移して下さい。

蛹の取り出し方、人工蛹室については、下記ページにて
 画像付きで詳しく説明をしていますので、是非参考にし
てみて下さい。
http://www.e-kuwa.com/01item/list_cat_10x17_1.htm


【*なぜ瓶底に蛹室を作ると羽化不全が多くなるのか?】

蛹は、いってみれば成虫になるための『鋳型』になります。

瓶底の形状は歪んでいますし、堅くなっています。

 そこに鋳型である蛹が直接触れることで、鋳型である蛹が正しい形から微妙に歪んでしまいます。

そのため完成品の成虫も微妙に形が崩れ、羽が閉まらなかったり前胸が曲がってしまうのだと推測しています。
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5.蛹室の様子

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6.蛹を人工蛹室に

2006年01月13日 20:32 | 固定リンク | コメント (0)

2006年02月09日

♂の羽化(完結編)

10ヶ月間のギラファ編も今回が最終回になりました。

A-2♂が1月22日に91mmで
A-1♂が2月7日に102mmで

それぞれ羽化をしました。

画像1.は人工蛹室に移していたA-1♂の羽化直後です。
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1.A-1♂102mm


♂♀共に、思うような大型の成虫にはなりませんでしたが、全頭無事に羽化をしてくれました。

満足のいく結果ではありませんが、まあ良かったかも(^^)


ギラファの採卵から羽化までの飼育は、冬期の加温にさえ気をつけていれば簡単です。

100mmを超えると高価になってくるギラファですが、小さな種親からでも十分採卵できますし、100mm程度の♂でしたら初めて飼育をされる方でも簡単に育てることも出来ます。

成虫を入手できる期間は、2~8月頃までと限られますので、是非機会を見つけてチャレンジしてみてください(^^)v

2006年02月09日 11:15 | 固定リンク | コメント (0)

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