飼育日誌

2004年06月10日

羽化(完結編)

管理温度23~27℃

1年間の飼育もいよいよラストになりました。
1.2.は羽化直後の様子です。
3.は参考のためにまだ羽が閉まらないうちに瓶から取り出してみました。
画像はオレンジ色の羽ですが、羽化直後は真っ白な羽になっています。
時間がたつにつれ徐々に黒く変化をしていきます。

羽化後、蛹室内で仰向けになっていることがありますが、蛹室壁面に足を引っかけて、いつでも自由に起きあがることが出来ます。また、蛹室内は適度に湿度を保つことが出来ます。ですから、ひっくり返ったままでも心配要りません(^^)


今回は参考のために羽化直後に瓶から取り出しましたが、通常は体がしっかりと固まる2週間~3週間後に取り出すことをお勧めいたします。

また、今回のように早期に取り出してしまった場合は、マット(おがくず)には直接入れず、ティッシュ等を軽く加湿してケースに入れ、全体を柔らかく包むような形で成虫を飼育してあげてください。(堅い場所での飼育は羽が開いてしまったりすることが希にあります)

羽化後、オオクワガタは体内に栄養を蓄えていますので、栄養が残っている間はエサを食べませんので安心してください。 春先~秋口で羽化をした場合は、1~1ヶ月半後にえさを食べ始めることが多く、晩秋以降は翌年春まで食べないことも多いです。

特にマットを深めにしている場合は居心地が良いので活動をあまりせず栄養分の消費が少ないためエサの食いは遅くなります。

ゆっくり休ませた方が寿命は長くなりますが、活動を促しても2年ほどは十分生きます。
休ませていると飼育をしていて楽しくない!という場合は(^^;、
マットを1cm以下にして下さい。エサの食いも格段に多くなります。
(強制的に活動をさせていることは自覚してくださいね)


気になる成虫のサイズですが(^^)
♂は73~74mm、♀は昨年中に羽化をしたせっかちな個体以外は48~50mmで羽化をしています。
四季を通して常温飼育をしたのでこのサイズでしたが、年間20~27℃で飼育をした兄弟は最大78mmで羽化をしています。 温度管理をした方が間違いなく有利ですが、常温飼育でもこのサイズがでてますので十分楽しめると思いますよ♪

ただ、今回の種親はそこそこ大型の個体を使用しましたので、60mm前半しか出てこない系統では大型を作るのはかなり難しくなります。

やはり、だれでも簡単に大型を、ということになると種親の素質は重要になります。

次に同じ兄弟をペアにしても大丈夫か?、というご質問を沢山頂きます。
血縁関係が濃くても問題はありませんので安心してください。

兄弟同士で掛け合わせていくと、産卵数が減ったりおもったほど大きくならなくなったりと言ったことが起こることがありますが、ここまでくるには相当数同じ血縁で掛け合わすことになります。

もちろん奇形が出ると言うことは有りません。
クリックすると拡大画像が表示されます
羽化直後の様子1
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羽化直後の様子2
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羽化直後の様子3

2004年06月10日 11:53 | 固定リンク

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