飼育日誌

2004年04月29日

蛹室作成中

管理温度18~23℃

2ヶ月ぶりに幼虫を確認しました。
2頭を残して全て蛹室を完成していました。

1.蛹室を完成して蛹化をしようとしている状態です。
2.は1.を拡大した画像になりますが、幼虫にシワが出来ているのをご確認頂けると思います。
菌床も白く活力のある状態、蛹室の場所も瓶中央とまず心配ないと思いがちですが。。。
このような状態で2週間ほどすると蛹室の壁面に菌糸が再生します。
すると蛹化中はまず問題有りませんが、羽化をするときに酸欠になり羽化が出来なくなることが希にあります。
ですから、目打ちで(ドライバーでは蛹室が崩れます)、蛹室の最端に通気穴を開けるます。(直系1~2mmの小さな穴で十分です)、開けた穴に菌糸が再生して塞ぐときもありますので注意をしてください。

3. 1.は交換後居座った場所に蛹室を作りましたが、こちらの画像の個体ように瓶内を周回してから蛹室を作り出すことが多くなります。瓶上部と下部のおが屑の荒さが明らかに異なっていますよね。
下部は幼虫が食べて細かくなっていますが、上部は周回をして菌床を崩しただけで食べていませんから荒くなっています。色も上部はおが屑の色のままですよね。
この場合は、切断された菌糸が再生するため酸素を必要としますので蓋は外して、蓋の代わりにキッチンペーパー等をあて輪ゴムで止めて置いて下さい。(羽化まで蓋をしなくてもOKです)
クリックすると拡大画像が表示されます
蛹室完成
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幼虫にシワ
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瓶内を周回後に
4. こちらは周回しっぱなしで蛹室を作らないやっかいな幼虫です。
菌床を食べずに周回していますのでこのままにしておくと体重が減っていくことがあります。
この場合は、新しい菌糸瓶へ交換をするのがベストです。(この状態で交換した場合は、初めから3.のように蓋はしないで下さい-蓋をすると酸欠で幼虫が暴れてまた同じ状態になります-)
このままにしておくと、幼虫は堅い場所を探して蛹室を作りますから、暴れたことによって瓶内の圧縮率が下がり瓶底に蛹室を作る確率が非常に多くなることと、菌床(オガ)の劣化、カビの発生と孵化不全の原因を作ってしまいます。
この個体(C-2 ♂)は、参考のために意図的に瓶底、劣化菌床で羽化まで育てることにします。

*なぜ瓶底に蛹室を作ると羽化不全が多くなるのか?
 蛹は、いってみれば成虫になるための『鋳型』になります。
 瓶底の形状は歪んでいますし、堅くなっています。 そこに鋳型である蛹が直接触れることで微妙に歪んでしまい、鋳 型が正しい形をしていませんので完成品の成虫も微妙に形が崩れ、羽が閉まらなかったり前胸が曲がってしまうのだ と推測しています。
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2004年04月29日 21:52 | 固定リンク

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